有機大富豪についてのよくある質問に関するページです。
ゲームについて
Q.このゲームでは何が学べるのか?
A.「有機大富豪」では有機化学の基礎となる反応系統図とその反応の仕組みをゲームを繰り返すことで簡単に覚えることができます。従来「ひたすら手で書いて覚える」「小テストを繰り返して覚える」という方法しかなかった反応系統図の暗記に新たな方法を生み出した画期的な商品です。
Q.まだ化学を履修していない / 高校時代化学を履修しなかったがゲームをプレイできるのか?
A.もちろん可能です。ルールとマップに従えば誰でも簡単にプレイすることが可能です。理系の方だけでなく文系の方も是非プレイして見てください!
ルールについて
Q.この反応は進行しないのでは?
A.「有機大富豪」では受験生をはじめとした高校化学に触れる人が有機化学の基礎として複雑な反応系統図を簡単かつ楽しく覚えられるようなゲーム作りを目指しています。そのため、高校化学を学んだ人が持つ一般的な知識(たとえば、弱酸の塩はより強い酸によって弱酸を遊離できる、など)に照らし合わせると反応が進行するような箇所ではゲーム中で反応を進められるように設計しております。そのため、酸の中でもこの化合物では反応が進行しない、などの例外はゲーム中では考慮されていない場合がございます。ご理解の上、ゲームを楽しんでいただけると幸いです。
Q.マップに書かれていない反応で、手札のカードによって実現可能なものがあるが?
A.「反応系統図をゲームを通じて覚えられること」と同時にゲーム性を重視しているため、あえて反応系統図から取り除いた反応がございます(エステルのけん化など)。また、高校化学の範囲を逸脱する反応については取り扱っておりません。
Q.同時に二つの反応経路を進めることは可能か?
A.原則不可能です。場が流れるまでは親が始めた反応経路についてしか反応を進めることができません。つまり、親がベンゼンをニトロベンゼンにする反応から反応経路を始めた時には、それ以前にベンゼンスルホン酸が作られていてピンが置かれていても、NaOHを消費してベンゼンスルホン酸ナトリウムにすることはできません。ただし、例外としてクメンからフェノールが生成された時には同時にアセトンも生成し、フェノールとアセトンの二つの反応経路を並行して進めることが可能です。詳しくは「ルール」をご覧ください。
Q.クメンヒドロペルオキシドに黒碁石がある時、クメンは作れるか?
A.作れません。
Q.場Pとして場を始めるターンが来たが、どうやってもカードを消費することができない。どうしたらよいか?
A.「パス」となります。場Pは時計回りに隣のプレイヤーに移ります。
Q.プレイヤー1がピクリン酸が爆発した後、プレイヤー2がCO2により消火を実行した。この後残った(白碁石が置かれた)アセトンは誰が動かせるか?
A.プレイヤー2がアセトンを動かす権利を持ちます。
Q.禁止上がりはあるか?
A.ありません。反応物での上がりや、酸化還元・中和での上がりも問題なく認められます。
セットについて
Q.セットに白碁石が3つ入っていますが、最大でも2つしか使わないのでは?
A.はい。Map ver1.1までは、マップ上に存在しうる白碁石は最大でも2個です。3個目は予備として封入してあります。
Q.「反応物」とは何か?
A.他のすべての青カードの代わりとなるオールマイティカードです。トランプの大富豪におけるジョーカーと同様のものです。予備のカード等ではありません。
その他
Q.このページを見ても疑問が解決しないが、どうすればよいか?
A.「お問い合わせ」にあるお問い合わせ先までご連絡ください。